銀紙に包まれていてチョコレートが全体に掛かっている細長いビスケット
私がこのお菓子を初めて食べたのは幼稚園児だった頃で今でも覚えています。
かなりの年月が経過しているのですが、なんと今でも販売されているようなので詳しく調べてみることにしました。
名前はフィンガーチョコレート
銀紙に包まれたチョコレートビスケットは「フィンガーチョコレート」と呼ばれていることがわかりました。
写真はカバヤが販売しているフィンガーチョコレートです。
売っているお店を探すのに苦労しました。
おどろくことに名前は各社共通で「フィンガーチョコレート」が主流となっているようです。
昔ながらの森永製菓のフィンガーチョコレートは箱に入っているタイプなのですが、残念ながらすでに販売が終了しています。
フィンガーチョコレートの詳細
大正6年に発売されたフィンガーチョコ。最初の製品はフィンガー状菓子をラベルで束ねたものだったが、昭和6年、ポケットサイズの真っ赤な箱に包まれて、しゃれたタバコ風の大人向けのイメージへと生まれ変わった。戦時中は国情から他の製品と同様に立ち消えとなるが、戦後に復活したのがこの写真の製品である。
引用:森永ミュージアム
カバヤがフィンガーチョコレートを発売したのがいつなのか不明ですが、森永がフィンガーチョコレートを発売した大正6年(1917年)にカバヤはまだありません。
カバヤが設立されたのは1946年なのでフィンガーチョコレートの元祖は森永製菓ということになりますね。
森永とカバヤのフィンガーチョコレートでは味が違うという意見をネットで拝見しました。
カバヤのフィンガーチョコレートは2007年、チョコレートを甘さ控えめのセミビターチョコレートに変更、ビスケットの香ばしさをアップするなどの味のリニューアルをしています。
森永とカバヤで味が違うのは、おそらくこのためですね。
さらにおいしくなったということですが、長い間フィンガーチョコレートを食べていなかった私には昔との味の違いは分かりませんでした。
個包装紙は3種類
金色、銀色、赤の三種類の個包装紙で包まれていました。
赤じゃなくてピンクかな?とも思ったのですが、メーカーサイトに「赤」と表記されていました。
金と銀だけで良かったのにね。
全部が金のバージョンもあるようですよ。
銀紙に包む理由は?
チョコレートが空気に触れて香りが損なわれないため。
また、チョコレートの油分は光によって性質が変わってしまいます。性質が変わると味が悪くなるので、酸素や光を通さない銀紙(アルミニウム箔)が使われています。
今の時代、銀紙なんかより他に良い物がありそうですけどね…
食べてみた感想
きのこの山っぽい味
香り高いチョコレートにサクサクしたビスケットがミラクルフィットしています。
銀紙をむくのがなんか楽しい!
今、思ったんだけど「きのこの山」に近いですね。
1本当たり 17.9キロカロリーです。
まとめ
無名メーカーを除く、大手の製菓メーカーでフィンガーチョコレートを作っているのは「カバヤ」のみとなりました。
現在は内容量が164gから109gに変更になり販売されています。
とっても懐かしくておいしかったです。
売っている所が少ないような気がしますが、「懐かしい味」見つけてみてはいかがでしょうか?
本日は以上!