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安いUSB充電器は使えない?【電流測定】分解して中身を確認してみた

近年はスマホの充電を始め、イヤホン・スタンドライト・腕時計にいたるまで、何でもUSBで充電するようになりました。

我が家にあるUSB差し込み口の数では充電が追い付かない状態になっています。

追加で新しい物を買おうとネットで探していたら、飛び切り安くてごきげんなUSB充電器を見つけたのでポチってみました。


安いUSB充電器

2.1Aと1Aの出力がある2つ口充電器を購入しました。

スマホを高速充電するのに2.1Aは必要です。コンセントを1つ占領しますから最低でも2つ口は欲しいところ、そんな条件に適していた充電器だったのですが、何よりも安かったのが購入の決め手です。

中華製のよく分からないメーカーで、300円くらいだったかな。

ただ、2つ口の合計出力が2.1Aなので、両方の口を使用してしまうと2.1Aの電流を2つに分けることになります。

単純計算で両方の口を使うと1つの口から1Aしか電流が流れなくなる充電器なんです。

でもね、それでもいいんです。安いから♪

見た目がしょぼい

見れば見るほどちゃっちい作りです。

そもそもボディのプラスチックがおもちゃみたいなんですよね。高級感のかけらもありません。

2つ口なのにコンパクトなところは評価しますが、とにかく安っぽいんですよ。

でも、それでもいい、安かったから!

電流を測定して、この安いUSB充電器がちゃんと使えるのかどうかを検証してみたいと思います。


電流を計測する

1A口の電流

まず、1Aの口にUSBケーブルを差し込みスマホを充電してみました。

驚きの、0.17A

USB2.0ケーブル 転送速度480Mbps 給電能力(最大2100mA)のケーブルを使用しました。

やばいですよね。いくらなんでも「0.17A」ってないですよ。

しかも、電流が落ち着きません。0.10Aから0.50A付近をぐらぐらと動いています。

この電流ではスマホを寝る前に充電したとしても、翌朝100%になっていない可能性があります。

2.1A口の電流

なんてことでしょう…

1A口よりはかなり頑張った感が出ていますが、それでもたったの0.45Aです。もちろん電流は安定しません。

なんでこんな状態なのか意味が分からないのですが、、、でも、ほら、安いから…

 

いや、さすがに安くてもダメですよね。

 

たまたま不具合品に当たってしまっただけなのかも知れませんが、これでははっきり言って使い物になりません。

返品するのもめんどうなので分解して中がどうなっているのか見てみます。

USB充電器の分解

開けてみて気付いたのですが、私、こういった基盤関係の知識を一切持っていませんでした。

中を見てもさっぱり分からなかったのですが、素人の私でも一ヶ所だけ気になる部分がありました。

はんだ不良?

配線のはんだ付けがきちんとされていない部分を見つけました。

逆側の配線ははんだの中に入っているのに、こちら側ははみ出しています。

はみ出しているというより、かろうじてくっついている感じなんですよね。

この状態だと下手するとショートする可能性もあります。

安物はきちんと検品されていないんでしょうね、これでは危なくて使用できません。

基盤裏面のはんだ付けはしっかりとされていました。

問題ないでしょう。

どうせ捨ててしまう物なので、はんだを付け直してみようかとも思ったのですが、直ったところでこんな充電器怖くて使えないですよね。

安物買いの銭失いになりました。

まとめ

商品に当たり、外れがあるんですね。

当たればいいでしょうが、こういった商品は発火することもあるので外れると危険です。

今回のような事例では完全に使用できないわけではないので、不具合があっても「あれ、充電が遅いな?」と思うくらいで使い続けてしまいますよね。

ほんとに危ないですよ。

USB充電器はメーカーがきちんと分かる物を選ぶべきなことがよく分かりました。

安いUSB充電器をお探しなら、こちらがおすすめです。小型で低価格、品質にも問題はありません。

最大出力2.4Aで合計出力が2.4Aで使用できます。

本日は以上!