近年はスマホを買い替える頻度が少なくなりました。2年おきに新機種を購入していたガラケー時代が懐かしくもあります。
買い替えが少なくなった原因は色々あるのでしょうが、そもそも10万円以上もするスマホを2年で交換する気にはなれません。
今では4年~5年以上、同一機種を使うのも珍しくないのではないでしょうか。
そうなってくると気になるのが交換に1万円ほどかかってしまうバッテリーです。
できれば機種変更をする4年~5年先までバッテリーの交換などせずに使いたいですよね。
バッテリーの劣化を防ぎ長持ちさせるにはどうしたら良いのでしょうか?
バッテリーを痛める急速充電
スマホの急速充電、クイックチャージは時間のない現代人には有難い機能です。
充電が少なくなったスマホを短時間で満充電にしてくれます。
「充電時間◯◯分!」各メーカーが、こぞって充電スピードを争っています。
ただ、この急速充電はバッテリーに大きな負担をかけているんですよ。
充電を早く済ますために通常よりも大きな電圧や電流をかけているわけですからバッテリーに良いはずがありません。
充電を使い分けよう
急速充電は便利な機能です。
「外出先で充電がなくなり短時間で充電したい」「出かける直前に充電が少ないことに気付いた」
なんてときは便利な急速充電を使った方が良いでしょう。
しかし、寝る前に充電して明日の朝までたっぷり時間があるときは、わざわざバッテリーを痛める急速充電を使う必要はありません。
朝まで時間をかけて、ゆっくり充電すればバッテリーの劣化を最小限に抑えられます。
ゆっくり充電するには?
より早く充電するための充電器は数多くありますが、ゆっくり充電するための充電器は現在のところ存在しません。
電圧・電流共に低い充電器で充電すれば、「充電に時間がかかる=ゆっくり充電する」となります。
電圧・電流が低い充電器を購入すればいいわけですが、現行の充電器は電圧5V、電流は低くても1Aまでが多く、それ以下を見つけるのは困難です。
1Aより低く充電するには?
パソコンのUSBポートで充電
パソコンのUSBには白色の「USB2.0」青色「USB3.0」があります。
デスクトップPCのUSBポートはパソコンの電源がオフになっていても通電しているのでUSBを差せばいつでも充電ができます。
USB2.0なら0.5Aで充電することができ、USB3.0なら0.9Aで充電ができます。
0.5Aならバッテリーに優しく、ゆっくり充電することができるでしょう。
まとめ
スマホをゆっくり充電するにはパソコンのUSBポートを利用すると良いです。
パソコンを持っていない人は…
USBポートが2口で合計出力1Aの充電器に2つUSBを差して電流を分散させる方法があります。
2つUSBをさせば0.5Aずつに別れます。
1つは、もちろんスマホの充電に、もう1つの口は…
何か他の物を充電したり、USB式のライトを差して充電中はライトをつけておくのも良いかも知れません。参考までに。
本日は以上!