いやー、まいりました。
先日、棚に置いてあったスピーカーを床に落としてしまいまして…
床がへこんでしまったんです。
ダイソーに、床のキズ補修用のパテ「床・家具補修用の穴埋めウッドパテ」が売っていたので買ってきました。
さっそく、へこみを修復してみます。
穴埋めウッドパテ
色は4種類
パテの色は白から焦げ茶色まで全4色が販売されていました。
使用する床と同じ色と、さらにその近くの色の計2種類買うとよいでしょう。
床の色となるべく近くなるようにパテを混ぜて色を調整する必要があるんですよ。
原色でバッチリ決まれば2種類も買う必要はないんですけど…
あとあと色が合わなくて買いに行く手間を考えれば2色買っておいた方が無難です。
たったの100円ですから。
なんて言っていたわりには1色しか買ってこない私…
いや、でもウチの床ってまさしくこの色なんですよ。明るい肌色、この色でバッチリなはずです。
かくれんぼうではダメ
さっそく今回被害にあった床のダメージを確認してみます。
たいしたへこみではないんですが、ちょうど目につく場所で結構気になるんです。
「かくれんぼう」で隠していたんですけど、いつの間にか取れてしまいダメージ部分がむき出しになっていることがよくありました。
強固な補修材でないとダメなようです。
水では膨らまない
マクロレンズで接写した様子です。ダメージ部分に穴が4つ空いているじゃないですか。
あれは、どこかのサイトに「へこんだ床は画ビョウで穴を空けて水をかければ木が膨らんで直る」なんて書いてあったからやってみたんです。
まったく膨らまねぇよ…
あの裏技は本物の木の板でできた床じゃないと効果がないみたいなんです。
ウチのような加工して作った板に化粧シートを貼った床には意味がありません。
穴を開けてしまったので、もうどうにもならなくなりました…
床の傷を補修してみた
床の表面を剥がす
まず、へこんだ部分の化粧シートをカッターなどできれいに剥がします。
この作業は、ただ床がへこんだり傷が付いただけなら必要ありません。
ウチの場合は、へこんだ周りの床が盛り上がってしまったので盛り上がりをなくすために剥がしました。
パテを乗せる
ダメージ部分に穴埋めウッドパテを適量乗せます。
私は床に直接乗せちゃったけど、ウッドパテが入っていたプラの入れ物の中に入れて使うと便利です。
パテの色を混ぜたりするときにも役に立ちますよ。
ヘラでならす
付属のヘラでダメージ部分をきれいに隠します。
この辺はセンスが問われますね。
どれだけきれいにパテを乗せるかは、あなたの腕次第ってところでしょうか。
粉っぽい材質のパテで例えるなら歯みがき粉です。
補修後の床
高い完成度
遠目からは分からなくなりました!
しかし、パテの色が合っていないせいで補修部分がよく分かります…
たったの100円なのにケチって色を合わせるためのパテを買わなかったからなんですよね。
大失敗です。
ダメージ部分をマクロレンズで接写してみました。
かなりきれいに埋まってますよね!
色さえ合っていれば完璧でした。接写でここまできれいに埋まっていれば、よほど注意して見ないと気づきません。
弱点がひとつ
安くてかなり使えるパテだと思っていたのですが、最大の難点がありました。
なんと、このパテ「水性」だったんです。床って汚れるからたまに水拭きするじゃないですか。
水性の意味が分かりますかっ!
水でパテが落ちてしまうんです。
がっかりです。30分くらいかけて完璧に補修したのに水に溶けてしまうなんて…
これでは、かくれんぼうとたいして変わりません。
最後に
ダイソー「穴埋めウッドパテ」
使いやすくて便利です。
こういった作業が苦手の方でも簡単に扱えるパテでした。絵の具で遊んでいるような感覚で補修作業ができます。
ただし水性っていうのがネックですよね。水と無縁の場所に使うならいいですけど床って水拭きするときが必ずあります。
とりあえずの補修ならいいとして、ガッチリ補修をするならきちんと固まる補修材を選んだ方がいいです。
本格的に補修するなら電熱コテで材料を溶かして穴を埋める「イージーリペアキット」がおすすめです。
そんなに難しくないのでチャレンジしてみてはどうでしょうか?
本日は以上!