私が部屋で愛用しているポーダブル冷蔵庫は購入してから丸2年が経過しました。
ペルチェ式のポーダブル冷蔵庫で内部にファンが2個搭載されているようです。
24時間休みなしに2年間使い続けていたのでファン内部にホコリがかなり付着し、冷却効果も下がっているように思います。
今日は、このペルチェ式のポーダブル冷蔵庫を分解して内部のファンを清掃します。
ポーダブル冷蔵庫の分解
今回分解するペルチェ式のポーダブル冷蔵庫はこちら
ペルチェ素子が2枚付いていて冷却効果もそこそこ強い機種です。
ジガーライターから電源を取ることができ、ベルトを付ければ肩掛けのクーラーボックスのようになるのでアウトドアでも活躍してくれます。
何よりも2年間つけっぱなしでもトラブルがなく、まだまだ現役なところがこの機種の良いところです。
パネルを外す
前面の格子状のパネル内部にファンがあるのが見えます。
この格子状のパネルを外してみましょう。
取っ手部の所にあるネジを2つ外します。
プラスのドライバーが必要です。
次に底面の2箇所
簡単にパネルが外れました。
AC電源用のコネクタが基盤に差し込んであるのでパネルを無理に引っ張ると破損します。注意してください。
コネクタを外す
コネクタを2本抜けばパネルを取り外すことができます。
ファンが2つ現れました。
ネジを4箇所外すだけで簡単に内部に到達してしまいました。内部の作りも非常に単純です。
このままでは清掃できないのでファンを外しましょう。
ファンを外す
ファンの下にペルチェ素子の熱を逃がすためのヒートシンクがあるのですが、ファンを固定させるネジがヒートシンクの隙間にめり込ませるように入っています。
ネジ穴がないんです。
すごく適当な作りなので思わず笑ってしまいましたが、こんないい加減でも丈夫で長持ちなのが不思議です。
ネジを2つ外せばファンが1つ外れます。
ヒートシンクを外す
ヒートシンクにかなりホコリが蓄積していました。
これでは冷却効果は期待できませんね
ヒートシンクの隙間まで、びっしりホコリが詰まっていました。
ヒートシンクを取り外して清掃します。
ヒートシンクが2つ、それぞれ2個のネジで固定されています。
このネジを外すのですが湿気で腐食しています。
ドライバーで慎重にネジを緩めます。
ネジ山が崩れてしまったらラジオペンチで直接挟んで回すとよいでしょう。
腐食したネジは新しい物と交換します。ダイソーのネジセットを探してみてください。
ヒートシンクが外れました。
下に見えるのがペルチェ素子です。
ヒートシンクとファンをきれいに清掃します。ヒートシンクは水洗いしても大丈夫です。
このファンはネットで安く買えるので、ある程度使ったら静音で高性能の物と交換した方が良いかも知れません。
とりあえず今回はこのまま使います。
グリスを塗り直して冷却効果アップ
せっかくなので冷却部のグリスを練り直して置きましょう。
CPUグリスで大丈夫です。
ヒートシンクに当たる面にもたっぷりとCPUグリスを塗ってメンテナンス完了です。
まとめ
ポーダブル冷蔵庫の分解清掃は初めてだったのですが、非常に簡単でした。
時間も1時間足らずです。
ファンのホコリよりもヒートシンクに付着したホコリが凄かったです。
マメにメンテナンスしてくださいね。
本日は以上!