お風呂の鏡って、なんであんなに汚くなってしまうんでしょうか?
鏡のウロコ汚れって奴です。
1度ああなってしまうと、なかなか落とすことができないんですよね。
ダイソーに鏡のウロコ汚れを取る商品が売っていたので買ってきました。
何種類か類似の商品があったのですが、クエン酸配合と書かれていたちょっと目立つパッケージの物をチョイスしました。
本当にきれいになるのか?
ウチの汚いお風呂の鏡で使用してみます。
ダイヤモンドでウロコとり(クエン酸配合)
溶かして削る
人工ダイヤモンドを使用した研磨材らしいです。
クエン酸配合って書いてあるじゃないですか、鏡のウロコ汚れの原因のひとつになっている水道水のミネラル成分はアルカリ性なんです。
クエン酸の酸性で中和することによってミネラル成分を落とせるので、ダイヤモンドの研磨材と合わせてダブルの効果が期待できます。
使用方法と注意点
鏡の表面の汚れを洗い流したら、鏡の表面と研磨シートを濡らしてこするだけなので使い方は簡単です。
鏡をこすっているとクエン酸パウダーが溶け出し鏡面のミネラル成分を分解するらしいですよ。
んー、なんかすごくきれいになりそうな気がしてきました。
使用前に注意点がひとつ、塩素系洗剤・漂白剤とは絶対に併用しないでください。
クエン酸の酸性と塩素系のアルカリ性が混ざると化学反応が起こり有毒なガスが発生します。
お風呂の掃除の最中だとカビキラーなんかを使用するかも知れませんが、カビキラーはアルカリ性なので使用してはいけません。
鏡を清掃する日とお風呂を清掃する日をずらすなどして回避しましょう。
汚れ落とし開始
2年間汚れ落としをまったくしないでいたらこうなりました…
たまにお風呂のスポンジで洗っていたんですけどきれいになることはなく、どんどん汚れが蓄積されていきました。
体を洗うタオルが鏡にうつらないほど汚れていて水をかけるとなんとか見えるような状態なんです。
近くで見ると汚れのひどさが分かりますよね。すでに鏡の役割を果たしていません。
鏡の表面と研磨シートを濡らしたらお掃除開始です。
こちらの水玉模様の面を使用しますよ。
手で触るとザラザラしています。
とりあえず効果をみるために15cm×10mくらいの小さい範囲を集中してこすってみました。
紙やすりで削っているようなザラザラした感じがします。
3分くらいこすっていたらザラザラした抵抗がなくなり鏡面がツルツルしてきたので、水で洗い流しタオルで鏡表面の水分をふき取ってみました。
超きれいに!
どうですか、めちゃくちゃきれいになっているのが分かりますか!
鏡に写っている体を洗うタオルがきれいさを証明していますよね。
いやー、こんなに簡単に落ちるもんだとは思いませんでした。
調子にのって、このまま鏡全体をきれいにしちゃいます。
重大な欠点あり
耐久性に問題
ほんの1部分を研磨しただけなのに、ほんの少し使っただけなのに…
研磨シートがこのありさまです。
最初はザラザラしていた研磨シートの表面は、もうザラザラしていません。
ツルツルしています。
そうです、人工ダイヤモンドを使用しているという研磨材が剥がれ落ちてしまったんです。
鏡全体をきれいにするとなると、これと同じ物が10個くらい必要かと…
まとめ
「クエン酸配合 ウロコとり」
すごく使えます。めちゃくちゃ鏡がきれいになってびっくりです。
ただ、この耐久性では使用する価値はないかと思われます。
ちょとしたウロコ汚れには安くていいかも知れませんが、ひどい汚れにはクエン酸が配合されていないタイプを選んだ方が良いです。
あちらの方が耐久性がありますよ。
本日は以上!