スマホやタブレット端末の充電に使われているmicroUSB・Type-Cコネクタですが、毎日の充電による抜き挿しでゆるくなっていたりしませんか?
ゆるいだけなら問題ありませんが、長期間充電を繰り返していると接触不良を起こしたり、まったく充電ができなくなるトラブルが必ず起こります。
microUSB・Type-Cコネクターのトラブルに見舞われると修理に出すことになるのですが、1万円から2万円の費用がかかってしまいます。
大出費ですよね。
修理に出す前に自分でできる簡単な修復方法をまとめておきましたので、駄目元で一度試してみてはいかがでしょうか?
※注意 修理は自己責任でお願いします。
microUSB・Type-Cコネクタ部分が故障?
こちら、Fire HD 8 タブレットというAmazonが販売しているタブレットなのですが、買ってから3年ほど使用したところ充電ができない状態になってしまいました。
このタブレットの場合、Amazonプライムデーで5000円くらいで購入できるので修理に出す必要はありませんが、数万円するスマホやタブレットなら話は別です。
どのような故障なのか原因を探ってみて自分で直せるようなら直してみましょう。
修理が必要な故障
この場合は修理に出そう!
まず最初にmicroUSB・Type-Cコネクタの端子部分を確認してください(上記写真はmicroUSBコネクタ)
端子の上に5つの金具が見えると思います。
この金具が取れてなくなっていたり、くの字に曲がってしまっている場合はmicroUSBコネクタを交換しなければなりません。
それと端子自体がグラグラ動いてしまう場合も同じで自分で直すのは難しいです。
直すには高度な技術が必要となるで、この場合はあきらめて修理に出しましょう。
自分で直せそうな故障
汚れが原因
端子の上の金具が汚れていて接触不良を起こしている場合があります。
接点復活剤スプレーという金属を洗浄して電気の流れを良くするスプレーがあるので金具部分に吹き付けてみてください。
古い端末だと、これですんなり直ってしまうときがあります。
端子が曲がっている
続いて原因の大本命なのが、端子が曲がってしまい接触不良が起きている場合です。
microUSBを逆に挿し込もうとしたりすると端子が曲がってしまうことがあります。
端子が下方向に曲がっているとmicroUSBを挿しても充電するための金具が接触せず充電ができません。
端子の下側、金属の金具がある逆側の面になります。この部分にマイナスの精密機械ドライバーを差し込んでください。
テコの原理で端子を上に持ち上げ正常の位置に戻します。
注意して欲しいのが、この作業が原因でmicroUSBコネクタが取れてしまい、ただの接触不良にとどめを刺すことになる場合がありますので慎重に作業を行ってください。
私のタブレットの場合、運良くmicroUSBコネクタの修復に成功しました。
修理に出す手間と費用がかからずに済んだわけですが、結局このまま使い続けていれば近いうちにまたmicroUSBコネクタの不具合が必ず起こります。
合わせて読みたい:スマホの充電コネクターを故障から守る|マグネットケーブルを使おう
microUSBコネクタの故障を防ぐにはマグネットケーブルや、おくだけ充電を利用することをおすすめします。
まとめ
充電ができなくなるトラブルはmicroUSBコネクタのハンダが剥がれてしまうか、金具部分が接触不良を起こしているかのどちらかの場合が多いです。
microUSBコネクタのハンダが剥がれてしまった場合は直すことは難しいと思いますが、金具部分の接触不良なら自分で直せる可能性が十分あります。
1万円から2万円の出費は痛いですからね。修理に出す前に試してみてください。
うっかり直ってしまうかも知れませんよ。
本日は以上!