お酒を飲む習慣がある人は高血圧になりやすいと言いますが、まさしくその通りで、私も「酒飲みの高血圧」なんです。
年齢のせいもあるようですが、3年くらい前から若干血圧が高くなりました。
通常、130を越えると注意が必要となり、140になると「通常高血圧」と呼ばれる部類に入ります。
160を越えると何らかの治療が必要となるでしょう。
お酒を飲むと高血圧になる
高血圧になる理由
お酒を飲むときのおつまみに原因があります。
お酒には塩辛い食べ物が良く合うので、塩分を取り過ぎてしまうことが多いのです。
塩分を取り過ぎると血液内に取り込まれた塩分の濃度が高くなり、それを下げようと血液の量が増える為、血圧が上昇します。
それに加え、お酒によく合う食べ物の代表といったら油っこい物です。
私もビールに良く合う串揚げとか唐揚げとかが大好きでよく食べます。
揚げ物などの油っこい食べ物は、血液内に中性脂肪を作りやすく、血液がドロドロになってしまうんです。
流れの悪いドロドロの血液は血圧を上げてしまうのです。
おつまみに限らず、アルコール自体も中性脂肪を作る手助けをしてしまいますよ。
アルコールが分解されるときの代謝により、肝臓内での中性脂肪の合成が促進されることが明らかになっています。
そのため、アルコールの摂取が増えるほど中性脂肪の合成が増えるので、血液中の中性脂肪の値が高くなり、血圧が高くなってしまう現象が起こるのです。
血圧を下げる方法
トマトやわかめ
血圧が上がる原因は「塩分の取り過ぎ」「中性脂肪」だということが分かりました。
塩分の取り過ぎにはトマトに含まれるカリウム、ワカメに含まれるアルギン酸が有効です。
取り過ぎた塩分を排出する効果があるんですよ。
トマトやわかめを晩酌のおつまみに加えるようにするといいですね。
黒酢
中性脂肪には黒酢がいいです。
黒酢に含まれているアミノ酸は、脂肪細胞中にあるホルモン感受性リパーゼを活性化させることで脂肪分解を促します。
体に蓄えられた中性脂肪の分解が促されることで、中性脂肪の値を下げる効果があるんです。
さらに酢酸は体内に摂取されるとクエン酸に代わり、クエン酸回路で行われる代謝を促すことで、脂肪の燃焼を促進させます。
黒酢は「酒飲み」「メタボ」「高血圧」にすごくいいんですよ。
私は全てに当てはまるので飲まない手はありません。
黒酢の飲み方
黒酢は1日15ml ~30ml を10倍~25倍に薄めて飲むと良いとされています。
飲むタイミングに特に決まりはなく、空腹時を避けるようにすればいつ飲んでも大丈夫です。
空腹時に飲むと、胃の粘膜を痛めてしまう可能性があるので注意が必要です。
私は酢がちょっと苦手なんですけど、晩酌中の焼酎に混ぜて飲むようになってから飲みやすくなり、毎日忘れずに酢が飲めるようになりました。
どうしても酢を体が受け付けない方は、飲みやすい黒酢ドリンクなんかを試してみるといいと思います。
まとめ
塩分を控える
薄味になれてしまう必要があります。徐々に味を薄くして行けば、差ほど難しくはありませんよ。
トマトやワカメの塩分排出効果を利用する
晩酌のおつまみに毎日取り入れて下さい。トマトとわかめのサラダがおすすめです。
黒酢を毎日欠かさず飲む
黒酢のパワーはかなり期待しても良いですよ。黒酢を飲むようになって約2ヶ月で、140以上あった私の血圧を130前後にまで下げることができました。
本日は以上!